![かわしま屋のアオリイカの一夜干し](image/ika3.jpg)
アオリイカの一夜干し
保存方法/冷暗所(開封後は要冷蔵)
賞味期限/冷蔵2、3日・冷凍で1週間
原材料/アオリイカ
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南で生まれたイカは北上し、北海道まで到達すると今度は南下をはじめます。行きも帰りも渡航途中にある佐渡は、イカの質も安定しています。アオリイカは9〜11月までの限られた期間にしか獲れませんが、その身の甘さは群を抜き、刺身で食べればまさに絶品。さらには身の厚さから揚げ物にしても硬くなりにくく、ふっくらした食べ応えになるといいます。今回お勧めするのがこのアオリイカの一夜干し。柔らかく干したものを一夜干しと呼ぶそうです。地元小木港であがったアオリイカを、すぐにさばいて水洗い。塩をして竹ざおに刺して干します。秋晴れの天気と、ある程度の風が一夜干しには好条件です。表面の照り具合と手で触った感触で出来上がりを決めます。ほかのイカで作るよりも身が白くなるアオリイカの一夜干しは、焼いた後で太く裂いて食べるのがお勧め。あるいは本当に細く裂くのもいいそうです。
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![](image/ika1.jpg)
今回お世話になった川島屋の渡辺さんご夫婦。「佐渡は秋が一番お勧めですね。魚が豊富で脂も乗っている」 |
![イカ-2](image/ika2.jpg)
アオリイカは小さな船と短いサオで釣ります |
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