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島っこ倶楽部

編集部が選んだ本当においしい島のの味をお届けします

島っこ倶楽部は、島のおいしい食材と島酒、および雑誌「島へ。」の入った、年に6回のオリジナル島味定期便です。
  次回は、「日本海の島々セット」です。(2005/11/30付にて発送終了)

配送内容 「日本海の島々セット」
飛島「いか塩辛」北雪酒造「佐渡のきりょうよし」
JA羽茂の「おけさ柿」かわしま屋の「アオリイカの一夜干し」

【前回分の「奄美・屋久・種子島セット」は2005/9/30付けで発送いたしました】

飛島のイカの塩辛はビール瓶の中でタレに泳ぐ
■飛島 斉藤さんの「いか塩辛」
飛島 いか塩辛
飛島いか塩辛

保存方法/冷暗所
賞味期限/1年
原材料/イカ

 飛島のイカの塩辛はちょっとほかでは見ることのできない逸品です。イカの塩辛というと、広口ビンに入った赤みがかったドロリとしたものを想像しますが、飛島産はサラサラした魚醤風味のタレの中に身が泳いでいる、塩味が強く歯ごたえのある塩辛です。しかも容器がビール瓶。口が狭いために酸素に触れず、光も通さないために飛島の塩辛容器として優れているのだそうです。
 普通、塩辛は3〜5日もあれば十分作れますが、飛島のそれは6月に仕込んで10月にようやく完成します。しかもタレに関しては、前年に仕込んだイカの内臓(地元ではゴロと呼ぶ)を熟成させたものです。上手においしく食べる方法はと聞くと、「針金の先をクルクルッと巻いてね、で、ビール瓶は45度に傾けるのよ。でね、その針金をビール瓶の中に差し込んで、中のイカを引っぱりだして食べるの。それと必要なのがたっぷりの大根おろし。」塩辛と一緒にして食べると、さらにおいしいそうです。
塩辛-1
話をうかがった斉藤昭一郎、ヨシ子さん夫婦。昔から伝わる塩辛の作り方を受け継いできました
塩辛-3
飛島へは酒田港から船で1時間半。周囲10.2km人口約300人の小さな島です
塩辛-2
6月に塩蔵したイカは9月に切り込みをして10月に完成。これは8月に撮影したものです
世界が認めた料理を引き立てる日本酒 佐渡、北雪酒造の醸す酒
■佐渡島 北雪酒造の「佐渡のきりょうよし」
北雪酒造の「佐渡のきりょうよし」
佐渡のきりょうよし

保存方法/冷暗所(開封後は要冷蔵)
賞味期限/開封後はお早めに
原材料/米麹・米

 北雪酒造の酒造りのポリシーは「お化粧しないお酒」だといいます。本来日本酒にはうっすらと色がついているものですが、これを炭素ろ過などで無理に透明にすることなどは極力避けています。うまみがなくなるのを嫌ってのことです。羽豆史郎常務取締役は「海外では、お酒だけをひたすら飲むという習慣はありませんよね。私も料理と一緒に飲んでもらうことを考えて酒造りをしています」と語ります。そのポリシーによって醸された酒は海外でも認められ、ノブ・マツヒサが世界各地で展開する日本料理レストラン「NOBU」では、日本酒として北雪だけが提供されています。
 数多くの種類がある北雪の酒の中から今回は、通常ならば佐渡島内23店舗のみでしか入手できない純米吟醸「佐渡のきりょうよし」をお送りします。米のうまみを引き出した飲みやすいお酒。冷やで飲むのもいいが、軽く燗をするのがおすすめです。
北雪-1
特別に熟成させるための貯蔵庫の前で、羽豆史郎常務取締役
北雪-3
氷温貯蔵庫の中に24時間音楽が流れる。この中で数年間熟成させ、北雪の古酒が出来上がる
北雪-2
海に面した北雪酒蔵。店頭はみやげ物屋になっていて北雪の酒も直接購入できます。予約があれば酒蔵見学も可能
JA羽茂(はもち)独自の技術。美しい種無し柿の美味しい特許
■佐渡島 JA羽茂の「おけさ柿」
佐渡島 JA羽茂のおけさ柿
JA羽茂のおけさ柿

賞味期限/約2週間

 昭和の初め。冷害と不況に襲われた佐渡では梨の栽培計画が立てられましたが、栽培の難しさなどからこれに反対し、柿の栽培に賭けたのが現在「おけさ柿」の産地として有名な羽茂(はもち)です。
 おけさ柿はもともとは渋柿なので渋抜きをして出荷します。渋抜きにはアルコールによる方法と炭酸ガスによる方法のふたつの種類があり、炭酸ガスで渋抜きをするとカリカリとした触感になり、アルコールでは柔らかくなります。食感が抜群に良くするため、JA羽茂ではこのふたつをあわせた特許を持つ独自の方法で渋抜きをしています。佐渡の自然の中で育ったおけさ柿をぜひお楽しみください。
おけさ-1
この日柿畑を案内していただいたJA羽茂の渡辺昌彦さん
おけさ-3,4
さすが柿の町、羽茂。
トンネルや電話ボックスにも柿が
おけさ-2
山の途中にある柿畑の前には日本海が広がる。良い柿には適度な湿気と風が必要だとか
身の甘いアオリイカを、佐渡の気候で柔らかく干す
■佐渡島 かわしま屋の「アオリイカの一夜干し」
かわしま屋のアオリイカの一夜干し
アオリイカの一夜干し

保存方法/冷暗所(開封後は要冷蔵)
賞味期限/冷蔵2、3日・冷凍で1週間
原材料/アオリイカ

 南で生まれたイカは北上し、北海道まで到達すると今度は南下をはじめます。行きも帰りも渡航途中にある佐渡は、イカの質も安定しています。アオリイカは9〜11月までの限られた期間にしか獲れませんが、その身の甘さは群を抜き、刺身で食べればまさに絶品。さらには身の厚さから揚げ物にしても硬くなりにくく、ふっくらした食べ応えになるといいます。今回お勧めするのがこのアオリイカの一夜干し。柔らかく干したものを一夜干しと呼ぶそうです。地元小木港であがったアオリイカを、すぐにさばいて水洗い。塩をして竹ざおに刺して干します。秋晴れの天気と、ある程度の風が一夜干しには好条件です。表面の照り具合と手で触った感触で出来上がりを決めます。ほかのイカで作るよりも身が白くなるアオリイカの一夜干しは、焼いた後で太く裂いて食べるのがお勧め。あるいは本当に細く裂くのもいいそうです。
今回お世話になった川島屋の渡辺さんご夫婦。「佐渡は秋が一番お勧めですね。魚が豊富で脂も乗っている」
イカ-2
アオリイカは小さな船と短いサオで釣ります
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【島っこ倶楽部(200名限定)全6回】
 島のおいしい食材と島酒あわせて4〜5種類と「島へ。」のオリジナルセットが年に6回届きます。

 今お申し込みの場合は以下のセットです。
11月末日発送
1月末日発送
3月末日発送
5月末日発送
7月末日発送
9月末日発送
日本海の島セット
伊豆諸島の島々セット
沖縄の島セット
九州北部・西部の島セット
東海・紀伊の島セット
宮城・気仙沼、塩竈の島々セット

※内容は変更する場合があります。ご了承ください。
(写真はイメージです)

品 名 島っこ倶楽部
金 額 30,000円(会費の一部を、水産資源を目指した昆布養殖に寄付させていただきます。)
※「島へ。」を年間購読いただいている場合は重複する分を、1号あたり900円の割引をいたします。
支払い方法 代引、郵便振込み、銀行振込み

お客さまの声
○「島へ。」の一読者です。島っこ倶楽部に入りました。一回目のアゴとみずいか、焼酎、うどん。組み合わせがいいですよね。アゴダシで釜卵うどん、サイコーでした。昨日二回目が届いて、またまた感激です。あんなに香りとコクのあるお酒、はじめていただきました。最初は「何かの役にたてれば、おいしくなくてもいいや。」といった程度で申し込んだのに、どれも文句のつけようがないくらい美味なんですからビックリ。おかげさまで楽しみがひとつ増えました。ありがとうございます。 (Gさん)
○島っこ倶楽部の第2回配送品が届きました!第1回、2回とも文句なし!の内容に感動です。(Kさん)
贈答用としても承ります。大切な人にぜひお送り下さい。(メッセージカードもつけられます。ご希望の方はご相談下さい。)

島っこ倶楽部を始めるにあたって

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 TEL 03-5275-7099 FAX 03-5276-0433
 e-mail:order@kaifusha.com  担当/谷本・酒井・太宰

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